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海野和男のデジタル昆虫記

9月のアサギマダラ

9月のアサギマダラ
2005年09月01日

 アサギマダラがまだ山の上に集まっている。
 昔は8月末に多かったのだが、最近は時期が早まっていたように思う。ここ数年、アサギマダラが一番多いのがお盆の頃で、今頃いくと、もうほとんどいない。
 ところが、今年は集まるのも少し遅かったが、分散するのも又、遅い。とは言ってもアサギマダラはどんどん入れ替わっているのだと思うから、今年は北まで行ったものが多く、今頃このあたりを通過しているのかも知れない。
 今日は久しぶりにE-1で撮影した。今年の夏は青空がくすんでいることが多いから、少しでも青が綺麗に出ればと思ったからだ。14-54の標準ズームにオリンパス製でない古い20年ほど前のストロボを使い1/250で撮影。
 E-1に限らないが、どのカメラも純正ストロボを使うと、そのカメラのシンクロスピード以上ではストロボが光らない。ところが実際にはシンクロスピードは余裕がある場合が多い。カメラの個体によって違うからお勧めはできないが、ぼくのE-1は1/250は問題ない(E-1は公称は1/180まで)。D2Xも1/320(同じく1/250まで)は大丈夫だ。D2Xをクロップモードで使えば更に速いシャッターでも大丈夫である。
 さすがにE-1は青空が綺麗に出る。500万画素なのでどうしても800万画素のE-300を使ってしまうのだが、久しぶりに使ったらやはりE-1は優れたカメラだ。これで1000万画素あれば言うことはないのだが。
 リコーCaplioGX8でも同じような写真を撮ってみた。ストロボはE-1に使ったのと同じものだ。シャッターは1/250、MFで置きピンだ。コンパクトデジカメで飛んでいるチョウを撮るこつは、外付けストロボ、MFで置きピン、1/250以上のシャッター速度だ。これさえ守れば一眼レフよりピントが深いので歩留まりはよいと思う。

◎第7回にほんかい自然写真学校は2005年11月12日(土)〜11月14日(月) <2泊3日>岩室温泉にて。海野はデジタル写真コースを担当。
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