今日は川崎市の東扇島の火力発電所でデジカメ自然観察のイベントを午前午後の2回行った。
昨日の横浜ではアカボシゴマダラがいたりしてびっくりしたが、今日は昆虫はあまり多くなかった。それでも小諸では見かけないハラビロカマキリがたくさんいた。
東扇島は人工的に作られた埋め立て地である。子どもたちから、埋め立て地に昆虫はどうやってやってくるのと言う質問があった。ここで少なかったのはセミ。ニイニイゼミの抜け殻はあったがアブラゼミやミンミンゼミが全くいない。セミは以外に長距離移動が苦手なようだ。植えた樹木にセミの卵がついていなければ、こういった埋め立て地にセミが入ってくるには時間がかかるようだ。意外に多かったのがショウリョウバッタ。こちらは結構長距離の飛行をするのではないかなと思う。さてこのハラビロカマキリはどうやってこの島に渡ってきたのだろうか。
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