浅間山の麓で林の中に入ったら、クリの幹が剥がされたようになっている所を見つけた。地上から高さ1〜1.7メートルほどの範囲に、細く皮を剥いだような痕がたくさんついていた。たぶんニホンジカが食べた痕だろう。冬になると、山間の林の中ではよく見るシカの痕跡だ。
林を抜けると、牧草地が広がっていて、シカの糞がたくさん落ちていた。糞は黒々と光っているが、随分時間が経っているようでからからに乾いていた。
偕成社から海野が監修や執筆をした「虫から環境を考える」というシリーズが3月に発売されます。オオムラサキ、ハッチョウトンボ、都会のセミ、田んぼでくらす虫、クロスズメバチ、コノハチョウの6冊です。詳しくはこちらから。
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