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海野和男のデジタル昆虫記

一眼レフカメラ

一眼レフカメラ
2005年01月13日


 現在のようにボディー上部にペンタプリズムがあり、ミラーで反射した像をファインダーに導いて、写真に写る画面を正確に見られるようになったのは一眼レフができてからだ。
 一眼レフは戦前からあったが、1947年頃から作られたぺンタプリズム付きの機種がでて、初めて野外で昆虫の写真などを手軽に写すことができるようになったのだ。
 最初の一眼レフは東ドイツのコンタックスSだと言われている(少し後に発売のコンタックスFについては小諸日記のこちら)をご覧下さい。
 そして1949年にかけて、同時期に設計されたスイスのアルパのプリズマレフレックス(プリズマレフレックスはこちら)をご覧下さい。)、イタリーのレクタフレックスが相次いで発売された。(レクタフレックスはこちら)をご覧下さい。。)
 一眼レフ登場以前は昆虫の接写は大変難しいものだった。それが今では、デジカメのおかげで小型カメラでも簡単に撮れるようになった。けれど、デジタルの世界でも一眼レフは健在で、やはり昆虫の生態を細かに撮るにはレンズ交換のできるデジタル一眼レフが便利だ。写真右上はオリンパスのE-300と1963年に同じオリンパスから発売されたオリンパスペンという大昔の一眼レフを並べたものだ。両方ともペンタプリズムやミラーの構造を従来のものとかえることで、あえてペンタプリズム付き一眼レフであることを拒否したユニークなカメラである。
 写真は左上レクタフレックス、右上はオリンパスE-300(E-300についてはこちら)をご覧下さい。)とペンF、左下アルパプリズマフレックス、右下は誰でも簡単に広角マクロが撮れるリコーCaplioGXワイコン付き。(CaplioGXについてはこちら)をご覧下さい。)

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