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海野和男のデジタル昆虫記

ギフチョウの産卵

ギフチョウの産卵
2004年04月07日

昨日ギフチョウを撮影した林に寄ってみた。
 昨日、2度交尾したオスのギフチョウはまだ交尾したままだった。ほぼ一日交尾をしているというのはびっくりした。はずれなくなったのではと心配であるが、特にもがいている様子もないので、連続の交尾で交尾嚢を完成さすことができないのかもしれない。
 ふと斜面を見ると、産卵のための飛翔をしているメスが遠くに見えたので行ってみた。案の定、産卵であったが、斜面を登るのにちょっと時間がかかったのでカメラを構えて3枚撮ったら、もう産卵をやめて飛び去ってしまったのでよい写真は撮れなかった。
 ギフチョウは直径1mmほどの小さな真珠のような卵を、食草のカンアオイ類(富山ではヒメカンアオイ)の葉裏にまとめて産卵する。産卵には数分かかるから、見付けてから行っても撮影できることが多い。花に来ているものを撮るよりは撮影は楽だ。

D100 105マイクロ 卵はE-1

◎岩波ジュニア新書カラー版で「デジカメで自然観察」仮題、執筆中。こうご期待。筑摩新書からは「昆虫の世界へようこそ」(NHKの虫たちの惑星が元本ですが、写真はだぶっているものは少なく、ほとんどが1ページや見開きなどで大きく扱っています、ミニ写真集的な本です)7月初め頃発売予定

◎朝日オーサービジット
今年も朝日のオーサービジットの講師をつとめることになりました。デジカメを使った授業をやりたいなと思っています。朝日新聞のオーサービジットにクラス単位で申し込むことができます。ただし、ぼくが講師をやるのはたぶん2回の予定なので、申し込んでもはずれる場合もあります。

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