昨年、テレビの取材の時に見つけたオオキンカメムシを見に行った。房総の海岸沿いの林では晩秋から春までだけ、このカメムシを見ることができるようだ。
三浦半島でもやはりこの季節にオオキンカメムシを見たことがある。東京湾沿いは冬の気温があまり下がらないことと、湿度が高いことが、このカメムシの越冬を可能にしているのだと思う。
海岸沿いは吹き飛ばされそうなくらい風が強かったが、不思議なことにカメムシのいる場所はほとんど風がない。そういう場所を選んで集まってくるようだ。越冬と言っても全く動かないわけではない。そして葉から汁を吸っているものも見つけることができた(写真下)
ところで来月の末はメキシコへオオカバマダラを見に行く予定だが、オオカバマダラは夏の間は北米各地で繁殖し、冬にはメキシコにやってくる。このオオキンカメムシもオオカバマダラのように移動しているという話しもある。ぼくは夏にこのカメムシを見たことがない。
昨年のオオキンカメムシは
2003年2月11日 FONT>、2003年2月22日 FONT>
◎「海野和男とクラシックカメラ」
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