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海野和男のデジタル昆虫記

オオキンカメムシ

オオキンカメムシ
2004年01月23日

昨年、テレビの取材の時に見つけたオオキンカメムシを見に行った。房総の海岸沿いの林では晩秋から春までだけ、このカメムシを見ることができるようだ。
 三浦半島でもやはりこの季節にオオキンカメムシを見たことがある。東京湾沿いは冬の気温があまり下がらないことと、湿度が高いことが、このカメムシの越冬を可能にしているのだと思う。
 海岸沿いは吹き飛ばされそうなくらい風が強かったが、不思議なことにカメムシのいる場所はほとんど風がない。そういう場所を選んで集まってくるようだ。越冬と言っても全く動かないわけではない。そして葉から汁を吸っているものも見つけることができた(写真下)
 ところで来月の末はメキシコへオオカバマダラを見に行く予定だが、オオカバマダラは夏の間は北米各地で繁殖し、冬にはメキシコにやってくる。このオオキンカメムシもオオカバマダラのように移動しているという話しもある。ぼくは夏にこのカメムシを見たことがない。

昨年のオオキンカメムシは
2003年2月11日2003年2月22日

◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸 の自然や昆虫の写真集。クラカメ図鑑としても使えます(こちらは野外でデジカメで撮影)。写真はデジカメも含め全てデータ付き。ホームページで直販する ことにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。

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