今朝、事務所で這い出してきたゴキブリに出会った。すかさずデジカメで写真を撮る。大きなクロゴキブリである。昨夜暖房をつけっぱなしにしていたので出てきたのだろう。
ゴキブリは主に夜行性である。数年前に気が付いたのだが、活動中のゴキブリは、灯りをつけるとぴたりととまる。身の危険を感じたときに動かなくなるのである。昆虫は動いているから目に付くので、動かなければ。結構見つけにくい。けれど、こんな薄茶の床の上で、黒いゴキブリはとてもよく目立つ。
ゴキブリは元々暖かい地方の森に住む。そうした森の中では動かないと言うのは身を隠すとてもよい方法なのである。
ところで今の小学生はゴキブリを見たことのない人も多いかもしれない。今日、授業したクラスで家にゴキブリのいる人ときいたらだれも手を挙げなかった。ちょっと寂しく思った。
ただ、クロゴキブリは比較的暖かい場所を好むので、小諸にも住んでいない。小諸でたまに見かけるのはヤマトゴキブリという種類である。
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