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海野和男のデジタル昆虫記

マルハナバチの越冬

マルハナバチの越冬
2003年12月12日

今日は林縁の土手を崩して越冬昆虫探し。表面近くの柔らかい土を除くと、硬い土の層にぶつかる。昆虫たちはだいたい、柔らかい層と硬い層の境目に小さな部屋を作ってじっとしている。
 今日は珍しく越冬中のマルハナバチを見つけることができた。まん丸な部屋にぴったりな状態に収まっていた。ビーッと翅を振るわせ、なかなか落ち着かない。
 ところで虫の名前は難しい。このハチはマルハナバチとしたが、本当はトラマルハナバチという種類であると思う。写真からはなかなか断定できない場合もあるので、あえてマルハナバチというふうにグループの名称を書くこともあるし、その方が一般の方にわかりやすいと思ってわざとマルハナバチと書くこともある。
 そして時には大きな間違いもする。先月などは石垣のトンボで全く違う名前を書いてしまった。原因はぼくの頭の中で名前と虫が入れ違って覚えていたものである。つまりうろ覚えだったのである。今月も8日のオサムシの名前を間違えたらしい。オサムシのようにファンが多い昆虫だと、間違えるとすぐにメールをくださる方がいる。8日のオサムシはアキタクロナガオサムシだそうだ。それから9日のクチキムシはオオクチキムシだという指摘も頂いた。これはわかっていたのに一般名称を書いてしまったものだ。これからも間違えに気づかれたらどんどん教えていただけたら嬉しい。
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来年の1月11日午後、伊丹市昆虫館で講演。翌日の12日は昆虫館の蝶の温室でデジタルカメラ教室があります。講演の方は予約不要。撮影会は20名程度の限定です。詳細は昆虫館にお問い合わせください。合わせて今月末締め切りで昆虫写真コンテストも行っています。表彰式は1月12日。ふるって応募してください。審査は海野も参加します。デジタル写真教室の講師は海野と高嶋です。
 伊丹市昆虫館のHPはこちらをご覧下さい。


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