久しぶりの小諸はどんよりとした梅雨空だった。それでもカメラのファインダーを覗くとマレーシアのジャングルの中よりも、何絞りも明るい。改めて夏の北国の光量の豊富さを知った。
武石村にレンゲツツジの撮影に行ってみた。一昨年ここでクラカメで白樺林を撮影したのだが、林床にレンゲツツジがたくさんあったので、花の季節には、さぞ綺麗だろうと思ったからだ。
ちょっと早めであったのと、べったりとした光だったので、思った写真は撮れなかったが、何枚か撮影した。
ところで昨日は海野が副会長を務める日本自然科学写真協会の総会に出た。東今年、日本自然科学写真協会創立25周年を記念して行ったSSP大賞は、小諸市在住の古谷さんに決まった。ヘビが巣立つ直前のコゲラのヒナを襲った写真である。結果はこちら。大賞が小諸在住者であったのでびっくりしたが、小諸周辺は自然が豊かであることの証でもあるから嬉しいことである。
◎平凡社よりカラー文庫で「昆虫の擬態」が発売されます。内容は写真集とほぼ同じ。定価はお求めやすい1300円程度の予定。「人間講座」の7回目と8回目は擬態の話ですから、参考になると思います。
◎6月16日(月)〜22日(日)
神戸 カツミ堂 元町アートギャラリーにて、昨年展示の「小諸日記」の写真パネルを再展示します。
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