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海野和男のデジタル昆虫記

ゲンジボタルの光

ゲンジボタルの光
2003年06月14日

ゲンジボタルが出はじめたと聞いて、丸子町のホタルの名所を訪れた。時間も悪かったが、まだ数が少なく、たまに1匹2匹が飛ぶ程度。それでもいくつかシャッターを切って見たところ、思いの外よい結果が出た。
 フィルムではバルブで長時間撮影するところだが、デジカメのバルブ撮影はノイズが多く出る。それで、いつもと手法をちょっと変えてみた。この写真は、ノイズが出ない30秒露光で同じ場所から続けて何枚か撮影し、それをパソコンで合成処理している。これで、長時間露光したものと理屈では同じことになると思ったのだ。実際には、合成の仕方で様々な結果が得られることがわかり、これもまた興味深い発見であった。
 ほとんど写らないのではないかという状態での結果がこれだから、最盛期にはもっとよいものが撮れそうだ。

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