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海野和男のデジタル昆虫記

ガガイモの種

ガガイモの種
2002年11月19日

今日は風もなく穏やかな一日だった。東京に用があり佐久平に向かう途中で、ガガイモの種を撮影した。実が割れて、逆光にきらきらと輝く綿毛が美しい。
 ガガイモの仲間の種は綿毛を持っているものが多い。アサギマダラの食草のイケマもそうであるし、沖縄など南の島にあるトウワタもしかりである。トウワタは花や葉は、ガガイモと全く違う形だが、実はガガイモとそっくりな形をしている。トウワタ〔唐綿〕と言うように綿毛はもっと多くて、綿がとれそうにも思う。トウワタはカバマダラというチョウの食草である。
 ガガイモ科の植物には毒があり、それを食べたマダラチョウ科のチョウにも毒が残っているので鳥が食べないと言う。ガガイモの実がはじけたときの中の芯は美味であるという話しもあるが、実には毒がないのであろうか。

昨日は長野放送のテレビ「海野和男の映像世界」を見た方から多数のメールを頂きありがとうございました。

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