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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ(キエフ60)

今日のクラシックカメラ(キエフ60)
2002年05月01日

このキエフ60TTLは以前6年ほど前マレーシアに行ったときに買った。昔ぼくの弟子だったジャクソンがやっているカメラ屋で購入した。マレーシアのペナンはロシア人の船員もよく来るので、こんなカメラが売られていることもある。レンズ3本付きで35000円ぐらいという値につられて買ってしまったというか買わされてしまった。
 このカメラは1984年から生産されたソビエト製の66版一眼レフだ。前に紹介したことのある東ドイツのペンタコンSIXの前身であるプラクチシックスをモデルとして製作された1971年発売のにキエフ6S(後に6Cになる。ロシア語ではCは英語のSである所から最初は輸出専用だったのかも知れない)の改良版である。ペンタコンSIXとマウントなどに互換性があるのが便利だ。
 しかしペンタコンSIXのシャープなデザインはこのカメラでは安っぽくなってしまったし、ボディーのレザーがはがれやすいなど、仕上げはあまり良くない。ペンタコンSIXにある120/220兼用のフイルムカウンターは120専用になった。もともとキエフ6Sやペンタコンsixで巻き上げ制度が問題になっていた所である。つけてあるレンズは120mm/2.8。ポートレンズとして評判は悪くないようだ。
 
◎海野和男とクラシックカメラ「クラシックカメラで自然を撮る」A4上製208pp。人類文化社より7月発行決定。詳しくはトップページの海野からのお知らせをご覧ください。

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