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海野和男のデジタル昆虫記

小諸日記3周年です

小諸日記3周年です
2002年02月09日

小諸日記をはじめたのは1999年2月9日、デジカメをはじめて使ってから3ヶ月後だ。それまでも「デジタル昆虫記」にはリアルタイムカメラがあった(今ではお天気カメラになっています)。頻繁に移動できないシステムのため、最初にやりたかった、写真を使ったリアルタイムのレポートができなかった。デジカメさえあれば、どこにいても更新できるということに目をつけ、さっそく小諸日記のページを作ることになった。
 最初は毎日更新などというつもりはなかった。だいたい開通した日は海野はマレーシアから帰国途中だった。そこで最初の日は高嶋が入れた。今ならば海外にいても、電話のあるところなら問題なく更新できる。けれど当時ぼくが使っていたノートパソコンでは力不足だったし、空港にいたので、現実的に難しかった。9〜11日は前に撮った画像を入れた。その日撮った画像を入れるようになったのは2月12日からである。
 リアルタイムで発表できるのだから面白くないはずはない。気がついてみると、その夏には、ほぼ毎日更新していた。どうせならできるかぎり毎日更新をしようと、高嶋と話し合った。それ以後、風が吹こうと、海外に行こうと、熱があろうとも毎日更新を続けた。これも二人でやっているからこそ、できることである。
 そんなことやって意味があるのかと、問われることもある。けれど「毎日撮影することは、毎日自然と対峙することである」(本の前書きより)自分たちの目でいつも自然を見つめ続けることで、僕たちも成長したような気がする。

 2月15日、2000年4月から2001年3月の小諸日記が世界文化社より発売されます。「里山日記」というタイトルです。小諸日記を見て良かったと感じる方は是非ともお買い求めくださるようお願いいたします。全部で800枚近い写真とコメント、新たに書き起こした小諸の四季、デジカメで自然を撮る、というページもあります。サイン本は締め切り間近です。

◎小諸日記2000年4月〜2001年3月までをまとめた「海野和男の里山日記」(B6判382ページ・カラー)が2月15日世界文化社より発売されます。小諸日記の読者の皆様にはサイン入り税込み2520円(送料サービス)で直送します。お申し込みはメールで世界文化社編集部江川全喜 z-egawa@sekaibunka.co.jpへ。2月14日まで受け付けます。

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