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海野和男のデジタル昆虫記

今日のクラシックカメラ1(エクザクタ+ベローズ)

今日のクラシックカメラ1(エクザクタ+ベローズ)
2001年11月02日

エクザクタはドイツのドレスデンにあったオランダ資本のイハーゲン社のカメラだ。戦後は東ドイツになったが、そこで開発された35mm一眼レフは一世を風靡した。アメリカでの売価はライカと肩を並べたと言うから、東側にずいぶんと資金がアメリカから流れたことになる。
 エクザクタはカメラボディーのみ生産した会社だ。エクザクタは評判がよくたくさん売れたからシュナイダー、シャハトをはじめヨーロッパの著名レンズメーカーがこぞってエクザクタ用レンズを生産した。50年代60年代にはエクザクタ用を作らなかったのは西ドイツのツアイスぐらいであろう。
 そのエクザクタにベローズを付けてみた、ベローズも各社こぞって出したから今でも豊富にある。左上は日本製でレンズも日本製の135mmベローズ用マクロ、右上は
シュウナイダーのクセノン105mmベローズ用マクロ、左下はキノンの標準レンズをリバースアダプターで逆さ付けしたもの。1倍以上の撮影ではレンズを逆さに付けるのは当時の常識だ。右下はシャハトのトラベナー100mmベローズ用マクロ。エクザクタは高級カメラであったがたくさん作られたので中古価格は驚くほど安い。

◎クラシックカメラで自然を撮る2002年春出版予定

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