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海野和男のデジタル昆虫記

オオスズメバチのけんか

オオスズメバチのけんか
2001年09月27日

久しぶりにクヌギの樹液を見に行ったところ、まず目に入ってきたのは根もとに転がっている5つのオオスズメバチの死骸だった。あれ?と思って見上げると、高さ7メートルほどの幹から出た樹液にオオスズメバチが何匹か集まっていた。
 その時、2匹のスズメバチが争いながら落ちてきた。地上に落下したあともまだ絡まったまま。一匹はもう毒がまわってほとんど動けない様子で、もう一匹も動きがちょっと鈍いところをみると、相手に刺されているようだ。
 スズメバチの死骸がたくさん転がっている理由がこれでわかった。おそらくこの付近、ごく近いところに巣が複数あるようだ。それで、どうしても違う巣のハチ同士が出会う機会が増えてしまうのだ。特に秋が深まるとスズメバチは気が荒くなってくる。我々も気をつけなければならない。

「昆虫顔面大博覧会」(人類文化社)自信作です 。2800円

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