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善玉菌を増やして美肌に!スキンフローラを整えるコスメ 4選

  • 2020年7月28日
  • つやプラ

最近、肌の常在菌を意識するスキンケアへの注目が高まっています。

常在菌を意識したケアは、マスク生活で思いもよらない肌トラブルに困っている人や、今まで肌が荒れたことがないのに急に調子が悪くなったきたというアラフォー女性にもおすすめです。

スキンフローラを正しく理解!肌の常在菌ケアに最適なコスメ

美容エディター&ライターの筆者が、アラフォー女性におすすめ「肌の常在菌バランスを整えるコスメ」を4つご紹介します。

■肌にも「皮膚常在菌叢」がある

近年、腸内細菌への注目が高まり、腸内細菌叢を表す「腸内フローラ」という言葉を耳にしたことがある人も多いと思います。実は、肌にも「皮膚常在菌叢=スキンフローラ」があります。

目に見えないだけで、肌にはおよそ1兆個以上もの菌が生息し、共生しています。

ですが、全ての菌が悪い影響を与えるものではありません。腸内細菌と同様に、肌に良い影響を与える善玉菌のような菌と、悪い影響を与える悪玉菌のような菌が存在します。また、状況によって働きが変わる日和見菌も存在します。

美肌を保つためにも善玉菌を増やす

善玉菌と悪玉菌は、「どちらかが増えるともう一方が減る」というような拮抗関係にあるので、美肌を保つためには善玉菌を増やし、よく働いてもらう状況を目指すことが大切です。

最近では、肌に良い影響を与えてくれる菌のことを「美肌菌」とネーミングしたコスメが登場し、「美肌菌を増やして健やかな肌を保つ」という概念が知られ始めています。

■大人ニキビや敏感肌は、美肌菌が減った状態!?

美肌菌と呼ばれている菌のなかで代表的なものは、肌のうるおいとなる”グリセリン”や”脂肪酸”を作り出す「表皮ブドウ球菌」です。

この菌が多くきちんと働いていると、肌の理想的な水分量やバリア機能をキープしたり、弱酸性に保つことができます。逆にこの菌が少ないと、乾燥が激しくなりバリア機能が崩れ、赤みやかゆみを引き起こすことにつながります。

肌の悪玉菌とは?

悪玉菌と呼ばれている菌のなかで代表的なものは、バリア機能にダメージを与える「黄色ブドウ球菌」や、ニキビの元となる「アクネ桿菌」、カビの一種である「マラセチア菌」などです。これらの悪玉菌は、”アルカリ”を好みます。

美肌菌が減ってくると悪玉菌が優位になり、肌がアルカリに傾きます。すると、アルカリを好む「黄色ブドウ球菌」「マラセチア菌」などが繁殖してしまい、肌荒れや皮膚炎などの原因につながってしまいます。

また、「アクネ桿菌」は初めから悪玉菌というわけではなく、通常は日和見菌として毛穴や皮脂腺の中などに存在しています。ですが、皮脂分泌が過剰になったり毛穴がふさがれたりすることで過剰に増えると、炎症を引き起こしやすくなりニキビを誘発します。

美しく健康な肌を保つためには、美肌菌が多く優位な状態でしっかり働いてくれることが不可欠なのです。

■悪玉菌を増やさないためには

では、なぜスキンフローラの状態が悪くなり、悪玉菌が増えてしまうのでしょう。最も大きな原因として、”乾燥“が考えられます。

メイクを落とす力が強いクレンジングや角質ケアのし過ぎ、洗いすぎなどで肌の自然なバリア機能を壊してしまうと、どんどん悪玉菌が優位になってしまいます。メイクを落とさないなどの不潔な状態もNGですが、洗いすぎや落としすぎは百害あって一利なしです。

過度な防腐剤や合成界面活性剤などが含まれている化粧品を使うこともさけましょう。最近は、「美肌菌を増やす」「肌の常在菌バランスを整える」などの成分が配合されたコスメも多く販売されているので、肌荒れがなかなか改善しないという人は、一度試してみると良いでしょう。

筆者も愛用中の「肌の常在菌バランスを整えるコスメ」をご紹介します。

■肌の常在菌バランスを整えるコスメ4選

(1)ビオメディ エッセンスミルクリーム/ビオメディ

ビオメディ エッセンスミルクリーム/ビオメディ

肌の常在菌に着目し、ヒトと菌の共生をテーマにしたスキンケアシリーズです。スキンフローラを整えて健やかな肌をキープすることを目指し、”天然オリゴ糖”と”ヨーグルト乳酸菌”を融合させた独自の美肌菌育成エキス「LG100」という成分がメインに配合されています

LG100は美肌菌を100倍に増やし、炎症やニキビを防ぎながらバリア機能を回復させたり、紫外線による肌の免疫機能の低下を軽減させるなどの嬉しい働きをしてくれます。肌が不安定な状態の時にも安心して使用できます。

また、「浸透持続ビタミンC」「フラーレン」などの成分も配合されていて、エイジングが気になるアラフォー女性の悩みにも応えてくれます。

洗顔後はこれ1本でOK

化粧水・乳液・美容液・クリームの4役をこなしてくれるので、とにかくいつも忙しいという人や、疲れ果てて帰宅してスキンケアに時間をかけたくないという日にも活躍してくれます。

筆者は、マスクを使い始めて肌が不安定だった時期に使用し、かなり肌が落ち着きました。
(150ml 通常購入税抜価格3,700円 ラウンドリング)

(2)コレス ヨーグルト セラム/フィッツコーポレーション

コレス ヨーグルト セラム/フィッツコーポレーション

独自に開発した本物のギリシャヨーグルトをそのまま使用している、話題の美容液です。水溶性のたんぱく質やビタミンなどが含まれているヨーグルトの「ホエイ(乳清)」にインスピレーションを受け、美肌菌に着目して開発されました

ヨーグルトに含まれている「皮膚コンディショニング成分」の働きのほか、「乳酸」が皮膚を保湿し、「乳酸桿菌」が角質を柔軟にしたり肌を引き締め、「α―グルカンオリゴサッカリド」が肌を保湿してコンディションを整えます。こういった相乗効果で、バリア機能の高い肌に導いてくれます。

翌朝の肌はスベスベふっくら

また、「ビタミンC」や「海水」「海藻エキス」「植物性成分」「尿素」などの保湿成分も配合されているので、敏感な状態の肌をいたわりながら、健康的な肌に導きます

夜塗ると、翌朝の手触りはスベスベでとても柔らかく、ずっと触っていたいような感触になります。1回でも、かなり効果を実感した美容液です。
(30ml 税抜価格6,300円 フィッツコーポレーション)

(3)薬用ホワイトソリューションEX/ドクターベルツ

薬用ホワイトソリューションEX/ドクターベルツ

美肌菌を育てながらアラフォー以降の世代に多い黄ぐすみや色ムラにも対応し、透明感の高い肌に導く化粧水です。

美白化粧品の効果実感が薄い原因のひとつに、肌の糖化による黄ぐすみや色ムラが考えられます。そこに着目し、糖化を抑制する「セイヨウオオバコ種子エキス」を高配合しています。この成分を配合しているアイテムはまだ少ないので、黄ぐすみが気になっている人には特におすすめです。

さまざまな角度から美肌菌を育てる

美肌菌のエサとなり美肌菌を育てる「オリゴ糖」と、バリア機能を高めるための「オリゴ糖」、セラミド合成促進などの働きをもつ「オウバクエキス」が配合され、さまざまな角度から美肌菌を育ててバリア機能を強化していきます。また、4種の「セラミド」も配合されていて、保湿されている実感がとても高い化粧水です。

筆者が毎日使っていたところ、肌の調子が整ってきたのはもちろんですが、全体の肌色のトーンも若干上がってきたように感じています。
(120ml 税抜価格4,500円 ドクターベルツ)

(4)ママ&キッズ オリゴバランスジェル/ナチュラルサイエンス

ママ&キッズ オリゴバランスジェル/ナチュラルサイエンス

「Tゾーンはかなりベタつくのに、目の周りや頬には乾燥を感じる」といった敏感混合肌に向けたジェル乳液です。

独自成分「エクストラオリゴキュア」に配合されたフローラが美肌菌を増やして悪玉菌の増殖を防ぐように働き、敏感な状態や肌荒れを起こしにくい健康な肌に導きます。また、「イノシトール」という成分が”皮脂の多い部分には皮脂を少なく、皮脂の少ない部分は皮脂を増やすように働く”ので、ベタつく部分とカサつく部分のバランスを整えてくれます

不安定な肌状態をしっかりサポート

保湿力の高い「カプセル化ヒト型セラミド」や悪玉菌を抑える抗炎症成分なども配合されているので、原因がよくわからないけれど吹き出物ができたり、肌のカサカサ具合が気になるといった不安定な状態の時にも良いでしょう

半透明の柔らかいジェルで、肌に伸ばしたあとはしっかりと保湿されている実感があります。「以前よりベタつく部分が増えた」と感じているアラフォー肌におすすめです。
(120ml 税抜価格2,700円 ナチュラルサイエンス)

肌の善玉菌を増やすケアを心がけて、多少のことでは揺らがない健やかな肌を目指しましょう。

(美容エディター&ライター 斎藤 真知子)

 

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【参考】
ビオメディ エッセンスミルクリーム – ビオメディ
コレス ヨーグルト セラム – フィッツコーポレーション
ドクターベルツ
ママ&キッズ オリゴバランスジェル – ナチュラルサイエンス
※ビオメディBRAND FACT BOOK 2020

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