多肉植物は暑さや乾燥には強い品種が多いのが特徴です。
その反面寒さには弱く、窓辺に置いていたら冬の間に枯れてしまっていたということも珍しくありません。
今回は寒さに強い品種について説明します。
いかにも寒さに強そうな「樹氷」
樹氷はセデベリア属の多肉植物です。
ぷっくりと、そしてツンツンした葉が特徴的です。
この樹氷はマイナス2℃まで耐え、霜に当たっても大丈夫な品種です。
冬でも室内に入れっぱなしにせず、昼間は野外で日光浴をさせてあげると春に日焼けしてしまうのを防げます。
虹の玉はメキシコ原産のセダム属の多肉植物です。
ぷくっとした丸い小さな葉が可愛く、晩秋から初春にかけての寒い時期は鮮やかなサンゴ色に紅葉します。
虹の玉は暑さはもちろん寒さにも強く、凍らない程度なら屋外で霜や雪に耐えてくれます。
高温多湿に弱いので梅雨の時期は気をつけましょう。
オーロラという斑が入り種もあります。
立田はエケベリア属の多肉植物で葉がバラの花を思わせる形が特徴です。
冬に見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
マイナス1〜2℃まで耐え、凍らない程度なら霜に当たっても大丈夫です。
冬は屋外で日光に当ててあげましょう。
寒さにも直射日光にも強い品種ですが、過湿には弱いので梅雨の時期は雨に当てないように気を付けて育てて下さい。
寒さに強い多肉植物を紹介しました。
中には冬に屋外に置いてあるのを見掛けた品種もあるのではないでしょうか。
初めてなら、越冬させやすい品種から育ててみるのもオススメです。