今回も、二時間という時間があっという間に過ぎたエコ×エネ・カフェ。
「エコとエネの両立した社会のためには、技術の発展と意識改革の両方が必要です。音力発電は生まれたばかりの小さなベンチャー企業ですが、皆さんに応援される会社、応援される技術に育てていくことで、エコなエネルギーの普及につなげていければと思っています」。
速水さんの挨拶を受け、好評のうちに終了の時を迎えました。
会が終了した後で、会場にいる参加者の皆さんに、直接感想を伺ってみました。
船舶業界で働いているという女性からは、「今回初めて参加しましたが、若い方々の意識の高さや発想のユニークさにとても刺激を受けました。船を出すとCO2が排出されますが、それを少しでも吸収するようにと、会社のCSR活動として植林などの環境活動に取り組んでいきたいと考えています。エコとエネルギーはとても関心があるテーマなので、これからもこういった場を活用して知識を深めていきたいと考えています」とコメントをいただきました。
また、理系の学部に所属しているという学生からは、「小学生の頃からの夢を実現させたのは研究者としてすごいと思いました。ビジネスを優先させると、結果として環境に悪い影響を与えることになりがちだと思っていましたが、速水さんの発明はその概念を変える画期的なものだと思いました」という声をいただきました。
学生の皆さんからは「目標に向かって挑戦することの素晴らしさを感じました。学生ベンチャーだったということも、私たち学生にとってはとても刺激になりました」という意見がとても多く、会が終わった後も速水さんを取り囲んで話を続ける姿がとても印象的でした。
インタビューに協力してくださった参加者の皆さん | 名刺を交換し名残惜しく会話を続ける学生たち |
次回のエコ×エネ・カフェはジャーナリストの視点からエコとエネを考えるというテーマで、2月に開催される予定です。
ライター:株式会社yukikazet 今井 麻希子(いまい まきこ)