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四国電力、大震災以来の電力需要ピークを経験

  • 2018年9月23日
  • エネクトニュース
梅雨明け以後の高気温で、電力需要が大幅アップ
四国電力は9月21日、平成30年度夏季の同社の電力需給をまとめて発表した。

今年は梅雨明け以後に高い気温が続いて冷房需要が増加し、7月24日には最高気温が36.4度になり、最大電力536.2万kWを記録した。

最近の記録では平成20年の576.5万kWが過去最高で、平成22年の574.5万kWと続き、どちらも最高気温は35.0度。東日本大震災が発生した平成23年以降は最高気温も上昇したが、最大電力では今期が最高となった。

最大電力が発生したのは7月24日の午後4時から5時の間。電力需要536.2万kWに対して供給力は582.5万kWで予備力46.3万kWを残し、伊方発電所の3号機が運転休止中にもかかわらず予備率8.6%で安定供給を確保した。

仮処分期限切れが迫り、法廷での闘争が続く
四国電力唯一の原子力発電所である伊方発電所では1号機と2号機が既に運転を終了し、残る3号機が昨年12月に広島高等裁判所の運転差し止め仮処分を受け、9月末まで運転が禁止されている。

伊方原発3号機の定格出力は89万kW。広島高裁による仮処分の期限切れを間近に控え、同様の処分を求める訴訟が近県の地裁や高裁で続いている。

(画像は四国電力公式ホームページより)


▼外部リンク

四国電力 リリース
http://www.yonden.co.jp/press/re1809/data/pr009.pdf

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