A: 大学生だけでなく、小学生や中学生、高校生などによるボランティア活動が全国各地で活発に行われている。内容は、地域での清掃や福祉施設での支援活動などが多く、学校や青少年教育施設がボランティア学習プログラムを実施している場合もある。環境の分野では、環境省が応援している環境活動クラブの「こどもエコクラブ」には、2004年で全国約4200クラブ、8万3000人の小・中学生が登録・活動している。
A: 欧米では、学生による地域や社会活動への参加がさまざまな形で活発に行われている。アメリカではカリキュラムに生徒によるサービスラーニングを位置づける学校も多く、内閣府の資料によると、同国の教育省が1999年に行った調査結果では、全公立学校の64%、全公立高校の83%が地域へのサービス活動を行っている。