小・中学生、高校生を対象にした環境活動クラブで、1995年に環境省が主体となって始めた。全国事務局は（財）日本環境協会にある。２人以上のメンバーと、活動を支えるサポーター（高校生以上）１人以上で構成され、メンバーになると、希望に応じてメンバーズバッジ、メンバー手帳、こどもエコクラブニュースなどが届き、自分たちのできる身近な環境活動に自由に取り組むことができる。イメージキャラクターは「エコまる」。主な活動内容は、1) クラブが自主的に行う環境に関する活動である「エコロジカルあくしょん」（生きもの調査やリサイクル活動など）と、2) こどもエコクラブニュースの中で紹介されるプログラムである「エコロジカルとれーにんぐ」の２つ。とくにエコロジカルとれーにんぐは、１週間の食事から世界とのつながりを考えるなど、毎日の生活の中で地球や環境のことを楽しく考え、学ぶことができる。また、年１回、全国フェスティバルが開催され、各クラブの活動紹介や、交流が行われる。入会金や会費は無料。活動期間は毎年４月からの1年間で、自治体の環境課などが窓口となって随時登録を受け付けている。2006年度は、全国で4819クラブ、13万7532人の子どもたちが登録・活動した。
