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「JIS規格」 Q&A解説

  • Q: JISマークが変わる?
    工業標準化法の改正によって、JISマーク表示制度が大きく変わるというが、どんな点が変更になるのだろう。

    A: 2004年 6月 に改正JIS法が公布され、2005年10月より新JISマーク表示制度の運用開始となる。主な改正点は、国(主務大臣)による認定制度から、国により登録を受けた民間の第三者機関(登録認証機関)が行う認証制度になる点。また、JISマークをつけることのできる対象品目を指定・限定する「指定商品制」が廃止になり、すべての製品JISが認証の対象となる。そして、商品の製造業者、販売業者は自らの判断で、認証を受けてJISマークを表示できるようになる。2005年3月には、新デザインのJISマークが策定される予定だ。当面は経過措置がとられ、新JISマーク制度に完全移行するのは、2008年(平成20年)10月である。

  • Q: 環境JISとは
    最近「環境JIS」という言葉を耳にするが、どんなものなのだろう。

    A: 「環境JIS」とは、3Rリデュース・リユース・リサイクル)など、環境・資源循環に関するJISである。ISO/IECにおける国際規格を含めて「環境・資源循環規格」と総称し、環境配慮製品の設計や評価、表示等を定めた「環境配慮規格」、大気・水質などの環境を汚染する物質の環境中の濃度や排出濃度の測定方法、化学物質が環境や生物に及ぼす影響を試験する「環境測定規格」からなる。近年重要性が増しており、エコセメントシックハウス、鉛フリーはんだの試験方法などのJIS制定など積極的に取り組まれている。

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