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「エコセメント」 とは

読み:
えこせめんと

 下水汚泥や廃棄物焼却灰などを主原料(原料中の50%以上)として含むセメントのこと。その生産技術は、1994年から官民共同で実証研究が行われて確立された。1300℃以上の高温で焼成するため、廃棄物に含まれるダイオキシン類などの有機化合物は、水、炭酸ガス、塩素ガスなどに分解されて無害化され、セメントの安全性も確保できる。これまで最終処分場に廃棄されていた廃棄物をリサイクルできるため、逼迫する最終処分場問題を解決する処理方法として注目されている。国内では、2001年に千葉県で世界初のエコセメント施設が稼動を開始した。エコセメントは、塩素分の多い「速硬エコセメント」と、脱塩素処理をした焼却灰を用いた「普通エコセメント」の2種類があり、2002年にはJIS化された。また、(財)日本環境協会によりエコマーク商品として認定されている。通常、エコセメントは、従来のセメントとほぼ同等の品質を持ち、鉄筋構造物やコンクリート製品、地盤改良材等、幅広い用途に使用できるとされている。また、最近では、ダイオキシン類に汚染された土壌をエコセメントの原料として使用する取り組みも行われている。

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