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「セクター別アプローチ」 とは

読み:
せくたーべつあぷろーち
英名:
Sectoral Approach

温室効果ガスの排出削減量を電力や鉄鋼、セメントなどの産業部門ごとに算出し、国全体の削減量を積み上げる手法。福田首相が2008年1月のダボス会議でその効果を強調するなど日本が導入を積極的に主張し、ポスト京都の重要なテーマとなった。削減目標を産業別に割り出すことができる、経済成長を制約しないため途上国が参加しやすいなどの利点がある一方で、国際交渉が複雑化するという懸念もある。セクター別アプローチは、同年7月の北海道洞爺湖サミット(G8)で、中期目標策定と各国の排出削減を進める上で有効であるという評価を得た。今後、気候変動枠組条約などの国際交渉の場でどのように位置付けられるかが注目される。

Q&A

  • Q: セクター別アプローチの事例は?

    すでにセクター別アプローチを行っている事例はあるのだろうか?

  • Q: セクター別アプローチはどのように行われるの?

    セクター別アプローチを産業にあてはめる場合、どのような効果や方法が考えられるのだろうか?

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