- 読み:
- かんきょうぜい
- 英名:
- Environmental Tax
環境に負荷を与えるものに課税する制度。地球温暖化の原因となるCO2などの排出量に応じて、企業や家庭などから幅広く税金を徴収し、CO2の排出を抑える「炭素税」が有名だ。環境税の導入は、フィンランドなど欧州各国では実現したが、日本では産業界などの反対で見送られてきた。しかし、環境省は2010年度の税制改正要望に、地球温暖化対策税の創設を盛り込んだ。同省では早ければ2010年度から始める構えだが、政府の慎重な対応を求める意見は根強い。