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「自家発電」 Q&A解説

読み:
じかはつでん
英名:
Private Power Generation
  • Q: 自家発電の普及状況は?
    自家発電の普及状況と、実際に電力をまかなっている事例があれば教えてほしい。

    A: 国内で許認可されている自家発電所は2011年3月現在で全国に3177カ所あり、発電能力は5383万kWに上る。環境省経済産業省が2011年4月に公表した「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」によると、あるセメント製造業者は、廃ゴムタイヤや木くずなどの廃棄物を燃料とする自家発電設備を保有し、総発電量の約6割を外部へ販売している。また、ある廃棄物の中間処理業者は、廃棄物の焼却熱と都市ガスにより発電を行っている。このほか、限定された地域に対して電力供給を行う特定電気事業者として、住友共同電力、六本木エネルギーサービス、諏訪エネルギーサービスなど全国6事業者がある。

  • Q: 自家発電の比率が高い業種は?
    自家発電を行っている業種のうち、比率が高いのは何だろうか。

    A: 電気事業法に基づき、一般への電気供給は一般電気事業者が行うこととなっている。しかし、電力会社からの供給によらずに自ら電気を起こす自家発電を行っている企業は多い。産業部門全体の自家発電比率は、2008年度には約27%となっている。これを業種別にみると、製造業では石油・石炭製品製造が最も高く79%、紙・パルプが62%、化学が50%、鉄鋼が33%、窯業・土石が27%となっている。

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