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「カーボン・オフセット」 Q&A解説

読み:
かーぼんおふせっと
英名:
Carbon Offset
  • Q: 誰でもカーボン・オフセットに取り組むことができるの?
    カーボン・オフセットは、普通の市民でも取り組むことができるのだろうか?

    A: カーボン・オフセットは、どうしても削減することができない温室効果ガスの排出量を、植林やクリーンエネルギーなどの事業に投資することで相殺する仕組みだ。世界中の企業による取り組みが始まっている。一方、市民でも、CO2排出量を把握すれば取り組むことはできる。自分が排出するCO2の量を算定し、それに相当する金額を温暖化対策に取り組む環境団体や募金に寄付したり、植林などの事業に投資したりする方法が考えられる。環境省は、市民の日常生活から排出される温室効果ガスをカーボン・オフセットする取り組みを促進する、個人向けマッチング事業を実施している。

  • Q: カーボン・オフセットの好事例は?
    国内でカーボン・オフセットに取り組む優れた事例があれば教えてほしい。

    A: カーボン・オフセット推進ネットワーク(CO-Net)の主催による「カーボン・オフセット大賞」は、カーボン・オフセットを推進する優れた取り組みを行う団体を表彰する制度だ。2013年1月に公表された第2回では、(株)デコスによる「近くの山の木でつくる省CO2で心地よい木の家プロジェクト」、日本興亜損害保険(株)による「幅広い事業活動を対象としたカーボン・ニュートラル」、一般社団法人日本野球機構による「日本の森を守る、東北復興を支援する、温暖化を防止する『NPB Green Baseball Project』」が大賞に輝いた。また、東京都市大学等々力中学校及び高等学校による「中学2年間の学びを活かす、アクションはじめの一歩プロジェクト」など5件が奨励賞を、日本郵便(株)による「カーボン・オフセット寄附金付はがきによるカーボン・オフセットの大規模な実施/普及推進/オフセット・クレジット創出支援活動」が特別賞を受けた。

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