サイト内
ウェブ

「コミュニティプラント」 とは

読み:
こみゅにてぃぷらんと

地方自治体や公社、民間事業者の開発行為による住宅団地などで、し尿や生活排水を合わせて処理する施設。小規模下水処理場(装置)と呼ばれることもある。廃棄物処理法に基づいて定められた「市町村の定める一般廃棄物処理計画」に従って設置され、多くの場合、下水道が普及していない地区の団地で下水道の代替施設となる。複数の家庭から排出されるし尿と生活雑排水を処理するものであり、地域で共同に利用する合併処理浄化槽とも言える。コミュニティプラントとともに、下水道や農業集落排水施設、浄化槽を含めて、汚水処理施設全体の処理人口が総人口に占める割合(汚水処理人口普及率)をみると、2006年度末で82.4%であり、全国の汚水処理施設の処理人口は、2005年度末から186万人増加し、1億468万人となっている。しかし、汚水処理人口普及状況は、大都市部と中小市町村部で大きな差があり、とくに人口5万人未満の市町村の汚水処理人口普及率は65.5%にとどまっている。また、処理施設別の処理人口をみると、下水道が8961万人、農業集落排水施設等が361万人、浄化槽が1114万人であるに対して、コミュニティプラントは32万人と規模は小さい。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。