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「RDF」 とは

英名:
Refuse Derived Fuel

廃棄物を固めてつくった燃料のことで、ゴミ固形燃料と訳す。主に家庭などから出る生ゴミを含む可燃ゴミを破砕・選別した後に圧縮・成型、減容して燃料化して製造する。このプロセスの違いによってさまざまな種類のRDFがある。RDFには、貯蔵しやすい、運搬しやすい、広域収集がしやすく大型プラントでの一括処理ができるといった利点があり、1990年代中ごろにはダイオキシン対策の急先鋒として注目された。

しかし、廃棄物をRDFにしてもダイオキシンの発生を確実に抑えることができるではないことがわかっている。また、生産量に見合うだけの利用先を確保しなくてはRDFをさばくことができず、一部でせっかくつくったRDFを埋立処理していた事例が発覚するなど、問題点も指摘された。その後、2006年の廃棄物処理法改正により、翌2007年からRDF化が条件付きながらリサイクル手法のひとつとして認められた。一方、古紙と廃プラスチックからつくるゴミ固形燃料をRPFという。

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