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「RPF」 とは

英名:
Refuse Paper & Plastic Fuel

古紙と廃プラスチックからつくられる固形燃料のこと。RDFが主に家庭などから出る生ゴミを含む可燃ゴミを固めてつくられるのに対して、RPF産業廃棄物のなかでも古紙と廃プラスチックを主な原料としている。このため、燃料の品質が安定しやすく、燃焼時のカロリーが高く、取り扱いが容易であるといった利点があり、化石燃料の代替燃料としての需要が高まっている。

RPFについては、製造過程で摩擦熱や蓄熱による発火など生活環境へ影響を及ぼすことが考えられるという指摘があった。このため、2005年に行われた廃棄物処理法の改正で産業廃棄物RPF施設の構造・維持管理基準が見直され、翌2006年に施行された。最近注目されているRPF関連技術として、炭化物とプラスチックを混合成形した次世代の固形燃料であるC-RPFがある。また、RPFの品質向上や安定供給を目指す企業の集まりに、日本RPF工業会がある。

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