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高知県の郷土料理「田舎寿司」って?調理キットを取り寄せて作ってみた!

  • 2021年1月20日
  • Walkerplus

高知県の情報サイト「高知家の○○」で話題になっているのが、地元のスーパー「末広」が販売している「田舎寿司のもと」。「田舎寿司」は魚介の代わりに野菜をネタにして作るお寿司で、高知県民にとっての「おばあちゃんの味」なのだそう。ネタとなる野菜を甘酢につけたり、煮て味を染み込ませたりと、手間のかかる下ごしらえが不要とだけあって、県外在住の高知県民を中心に注目が集まっている。今回は、おうち時間を利用して田舎寿司作りにチャレンジしてみた。

■高知の“おばあちゃんの味”「田舎寿司」とは?
田舎寿司とは、魚介の代りにタケノコやミョウガ、シイタケなどの山の幸を寿司ネタに用いた、高知県の山間部発祥の郷土料理。シャリにゆずの香りをプラスする点も特徴のひとつで、ゆずの生産量全国1位の高知県ならではの味わいだ。県山間部の人々にとっては、里山で採れる山の幸を寿司のネタにして、旬の素材を楽しみながら食べる田舎寿司が、おもてなし料理の一つだったという。現在は、県内の直売所や一部スーパー、毎週日曜に高知城近くで開催されている日曜市などで購入できる。

■「田舎寿司のもと」を早速お取り寄せ
オンラインショップで注文後、約1週間で小さな箱が冷凍品で到着。お米1合と5種のネタがそれぞれ3つずつ入った包みが1セット、箱の中にはそれらが2セット入っていた。金額は4666円(送料別)。人数に合わせて1合ずつ、少量から作れるのもうれしいポイントだ。

■作り方は簡単!
白米の炊飯時より少し少なめの水でご飯を炊き、熱いうちに付属の柚子果汁入り寿司酢を切るようにして混ぜ合わせる。お好みで柚子酢を加えると、より現地らしい仕上がりに。ごまを混ぜ合わせた寿司飯は粗熱がとれたら、あらかじめ数に分けて軽く握っておく。あとは具と合わせていくだけだ。ミョウガとシイタケは、寿司飯の上にのせて握り、いなりあげ、こんにゃく、タケノコは具の中に寿司飯を詰めていく。ここでの注意点は、タケノコが割けやすいので慎重に扱うこと。また、こんにゃくは寿司飯を詰めにくいので寿司飯を少なめにするとキレイに仕上がる。

■彩りも味のバランスも整った田舎寿司が完成
いなりあげとシイタケは甘めの煮汁がしっかり染み込み、ほっとする味わい。こんにゃくはしっかりと弾力があり、食べ応えがあった。食感にアクセントを加えてくれるのはタケノコ。しゃきしゃきとした肉厚のタケノコのお寿司は、ありそうでなかった新たな発見だ。清涼感のある甘酢漬けしたミョウガの握りは、すっきりとした後味で食べやすく、ミョウガの名産地・高知の魅力を感じる1品だ。

自宅で過ごす時間が多い今、現地でしか出会えない郷土の味を簡単に楽しむことができるのはとても魅力的だ。「高知家の○○」では、「高知家のちゃぶだいお取り寄せ」と題して「田舎寿司のもと」以外にも地元事業者の商品を展開中。この機会にぜひチェックしてみよう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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