なくても良いけれど、あったほうが断然美味しいワサビ、ショウガ、からし。どこのお宅の冷蔵庫にも3種のチューブが常備されているのではないでしょうか。使いたい時に買ったものの、次に使う時には、「あれ？これはいつのものだったかしら？」と思う定番の品でもあると思います。
ワサビ・ショウガ・からしは、お料理を引き立てるのはもちろん、胃腸の働きを整えたり、抗菌作用があったりと、私たちの身体の健康に役立つ効果も期待できます。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して18年の美養フードクリエイターである筆者が、せっかく買った調味料を無駄にしない簡単レシピをご紹介します。
チューブに入ったワサビやショウガ、からしは、加工されているため、生のものと同様の健康効果は期待できません。
ですが、まったくの別物ではないので、胃腸の働きを整える作用や抗菌作用、ポリフェノールによる抗酸化作用が期待できます。
乳製品と相性の良いワサビ。クリームチーズにワサビを混ぜます。クリームチーズの脂でワサビがコーティングされ、まろやかな味わいになります。パンにのせたり、お肉やお魚の付け合わせにも良いですよ。
ピリリと辛みのきいたドレッシングにおすすめなのが、オリーブオイル＋ワサビ。オリーブオイルの香りとワサビの香りの相性もバツグンです。ただし、しっかり辛みがあるので、入れすぎには注意しましょう。
味噌にお好みの分量のチューブ生姜を加えてよくまぜるだけ。生野菜のディップとして、野菜炒めや肉炒めの味付けにも使えます。もっと簡単に使いたい方は、お味噌汁にチューブ生姜を入れてもOK。
柑橘類と相性の良いショウガ。市販のマーマレードにチューブのショウガを加えただけでも、大人の味が楽しめます。ショウガを混ぜたマーマレードは、そのまま食べたり、カマンベールチーズに添えたり、紅茶に溶かして飲むのも美味しいですよ。
サンドウィッチの定番であるマヨネーズとからしの組み合わせ。マヨネーズにからしを少し混ぜて、ポテトサラダはもちろん、ホタテなどの魚介と合わせても◎。
海外のお菓子の味付けにもあるハニーマスタード。チューブのからしでも簡単に作ることができます。はちみつとからしをよく混ぜて出来上がり。トーストに添えたり、グリルしたジャガイモやお肉に添えたり、ドレッシングの隠し味に使っても良いですよ。
いつも使っている調味料であっても、ワサビやショウガ、からしを加えることでアクセントが加わり、一味違うお料理が出来上がります。ぜひ試してみてくださいね。
（美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ）
【関連記事】
・腸活＆ダイエットに◎40・50代が飲みたいお茶3つ
・美腸・美肌に！ヨーグルトと一緒に食べたい夏の食材3つ
・コンビニおにぎりでアンチエイジング！？おすすめの具材3つ
・若返り効果抜群！？「バナナ」の効果的な食べ方＆レシピ
