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【漫画】ステータスを「感受性」に全振り?「かわいいものが食べられない」理由に共感集まる

  • 2022年4月21日
  • Walkerplus

調味料で文字や似顔を描いたり、人気のキャラクターを模した“キャラ弁”を作ったり、小さい子供が喜ぶように料理をかわいらしくデコレート。けれど子供は喜ぶどころか泣き出して……。幼少期「かわいいものが食べられなかった」理由を考察する漫画に「よくわかります」と共感が集まっている。

■「かわいい」から食べられない…子供時代の気持ちを振り返る
SNS上で反響を呼んだのは、漫画家のるしこさん(@39baby_com)が自身の子供時代を振り返った作品「かわいいものが食べられない」。

小さい頃、苦手な食べ物が多かったというるしこさん。ある日、顔をしかめて「たべたくない」と漏らした先にあったのは、ケチャップで似顔絵が描かれたオムライスだった。

心配して理由を訊く母に、るしこさんは「かわいいから…」と一言。母はそれを聞いてケチャップの部分を伸ばそうとするが、るしこさんは今度はオムライスをかばい、「イヤーッ」と号泣しはじめてしまう。説明のつかない反応に、家族は困り笑いを浮かべるばかりなのだった。

時が経ち、自身も子を持つ親になったるしこさん。「大好きな母が自分のことを想って描いてくれた絵をぐちゃぐちゃにするなんてできなかったんだよね」と、当時の自分の気持ちに寄り添う。一方で「まあ今は何でもいいから早く食ってくれという母の気持ちもわかりすぎる」と、我が子の反応に困っていたであろう母への同情も示すのだった。

■理由はさまざま、「かわいい食べ物」が苦手なユーザーから共感多数
気持ちがうれしいからこそ食べられないというジレンマを描いた本作。Twitterでの投稿には9800件以上のいいねがつくとともに、「すごくよくわかります」と共感するユーザーが多数。今でも作った人の思いや、できあがったかわいらしさを崩すのが苦手だという人の声も見られた。また、「ムスメそっくりでびっくりしました」と子供の反応が共通するといったコメントも寄せられていた。

大人になった今でも、人や動物を模したマジパンをはじめとするかわいらしいお菓子が苦手で『初期ステ「感受性」に全振りしたんかな…』と話するしこさん。

「あまり物自体には執着しないタイプなので自分でも不思議な感覚」なのだというが、「可愛いもの、特にそこに愛情を感じてしまうとたとえケチャップでも崩せなくなるのかな、と思っています。わたしの場合はお母さんっ子だったこともあり、母親絡みがとても顕著でした」と、子供時代の感覚を振り返り説明してくれた。


取材協力:るしこ(@39baby_com)さん

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