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SDGsとは? ~企業や個人ができること~ -第28回エコ×エネ・カフェ 後編-

  • 2018年6月11日
  • 緑のgoo編集部


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ゲスト講師に、一般社団法人 日本経済団体連合会 教育・CSR本部統括主幹の長澤 恵美子さんを招き、「エコロジー」と「エネルギー」のバランスのとれた社会について学び合う、エコ×エネ・カフェ。


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→長澤恵美子さんのゲストトークはこちら
【目次】
①:「SDGs」について知っていますか?
②:SDGsの17のゴールの中で、あなたが気になるのは?
③:全体セッション
④:まとめ
⑤:エコ×エネ・カフェを終えて

「SDGs」について知っていますか?

まず、ウォーミングアップとして、参加者に今回のテーマ「SDGs」について知っていますか?と尋ねたところ、「ほとんど知らない」という答えが最も多く約40%、続いて「すこしなら知っている」が約30%、「まあ、知ってる」「かなり、知っている」との答えは少数でした。また、「SDGsのDはDevelopmentのことですが、日本語訳は何が正しいと思いますか?」という質問には、「発展」と「開発」という答えがほぼ半々でした。

参加者のSDGsに対する考えは、ゲストの話を聞いてどう変わったでしょうか?ここでは、数名のグループにわかれて、自由に意見を交換する「ワールドカフェ」での対話から、参加者の声を紹介していきます。

SDGsと、経団連(企業)や日本の取り組みを聞いて、何を感じ、どう思いましたか?共感したことや、疑問に思ったことはなんでしょう?

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取り組みをもっと促進すべき
・SDGsへの取り組みはブームで終わらせず、長く続けないと意味がありません。
・長澤さんがやっているようなマッチングが重要ですが足りていないので、企業にはもっと門戸を開いてもらいたいです。
・投資家の役割は大きいので、SDGsのための投資をもっとしてもらうようにアピールすべきです。
・大きな目標なので、個人でやるより企業単位で取り組んだ方が効果が大きいと思います。個人の自発的な活動に任せていたのでは達成できません。

取り組みに疑問がある
・世界と比べると、日本の経済界は自分の利益ばかり追求しているように感じます。
・経済成長ありきという考えは弊害も大きく、違和感があります。その発想から脱却すべきです。
・Society 5.0に頼りすぎているような印象です、技術が何でも解決できるわけではありません。
・SDGsを重視し過ぎて経済活動が滞っても困るので、バランスが大切です。

取り組みのアピールが足りない
・企業がやっている正しいことが一般消費者には見えていません。
・どの取り組みが17のゴールのどれに対応しているのかを具体的に知りたいです。
・SDGsはまだ知名度が低いので、広める消費者教育が大事だと思います。

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ゴール達成に疑問を感じた
・17もゴールがあり、多すぎて結局どれも中途半端になりそうです。ベストなゴール数はいくつなのでしょうか。
・17のゴールの中でもぶつかり合うものがあると思います。優先順位はあるのか気になります。
・超高齢社会の日本で「誰一人取り残さない」ことは難しいと思います。
・世界的に見ると短命が問題で、日本では高齢化が問題です。それを一緒くたに考えられるのでしょうか。
・ゴールと現実のギャップが大きいので、できることとすべきことの差をどう埋めればよいかわかりません。

まだよくわからない
・目に見える具体的な成果や、持続可能な発展のイメージがわかないのでよくわかりません。
・自分はピンときませんが、子どもが塾でSDGsを勉強したと言っていました。子ども世代に期待したいです。

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