TG-6が日本でも昨日発表された。発売はまだ少し先のようだ。ぼくも製品版は使ったことがなく、この写真はだいぶ前の台湾での試作機での撮影だ。
TG-5から異なる点で、ぼくに重要なのは、顕微鏡モードで動画が撮影できるようになったことと、深度合成で枚数が選べるようになったことだ。野外で深度合成する場合、TG-5では虫が動いて失敗することも多かったが、今回は枚数が選べるので、小型のものをのぞき4枚ぐらいで深度合成すると成功確率が高くなると思う。
クサビウンカ亜科(Issinae)の幼虫と思う。極小で、写真を撮って見て初めて奇っ怪な姿の虫であることがわかった。目が悪くなったので、とりあえず撮って見て、モニターで拡大して観察するというのが、ぼくのやり方だ。自然観察で、野外でルーペでと言うのが大昔のやり方だが、TGのような高倍率接写が可能なカメラを使えば、ルーペよりずっと詳細に観察ができる。眼で見つけて、高倍率で撮って詳細を見るというのが今の時代だ。(このような写真を撮るにはFD−1は必須です)
TGシリーズの魅力を語るが公開されました
今年の生きもの写真リトルリーグの作品受付がはじまりました。7月5日までです。小中学生の皆さん是非応募して下さい。詳しくは生きもの写真リトルリーグホームページをご覧ください
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.