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海野和男のデジタル昆虫記

ラフレシア Rafflesia tuan-mudae

ラフレシア Rafflesia tuan-mudae
2019年01月04日

ラフレシアは葉も茎もなく、大きな花を咲かせる寄生植物だ。昔撮ったスマトラのRafflesia arnoldii が世界最大で、他にも20種ほどある。
成長には2年ほどもかかるのに、花が咲くと、数日で腐ってしまう。ぼくの経験ではかろうじて4日目まではなんとか見れる状態だ。下記が短く、かつ自生地は限られるので、かっては大変見るのが困難だった。40年近く前にスマトラへアーノルディーを探しにいったことがある。その後も同じ場所に花を撮影に行ったが、かなり大変な場所だった。
 最近はラフレシアを見るツアーがあったり、場所自体のアクセスがよかったりする場所もあるし、情報の発達で、今咲いているどうかもわかる場所すらある。クチンから2時間ほどのGunung Gading 国立公園はかって立ち入り禁止だったが、今は観光客に開放しているので行ってみることにした。ここの種類はtuan-mudaeという種であまり大きくはない。
 残念だったのは咲いてから1週間ぐらい経った腐りかけた花にしか出会えなかったことだ。最終日に行ったので初日に行けば綺麗な花に出会えたのにと悔やんだ。

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