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海野和男のデジタル昆虫記

ボルネオから戻って

ボルネオから戻って
2019年01月02日

 ボルネオから12月31日に戻り、正月は日本で過ごしています。今月の小諸日記はのマレーシアのサラワクからのものがメインになります。
 今回は12月15日に日本を出て、マレー半島とボルネオのサラワクに行ってきました。主な撮影はクチンの周辺で行いました。サラワクは雨季でしたが、思ったよりは天候に恵まれました。環境はマレー半島と比べ、すこぶる良い場所が多く、大いに期待したのですが、あまり収穫はありませんでした。良い森があっても虫がほとんど見つからないのです。熱帯雨林というのは意外と虫が見つけにくい場所が多いのです。またぼくの目が悪くなったせいと、昆虫は木の高いところにいて、下にはあまり下りてこないからかもしれません。また季節的にも虫の少ない季節なのかなと思います。
 カリマンタンとの国境のジャングルにあるリゾートに泊まったのですが、周囲は林が極めて良好に残っていました。標高は900mほどで、熱帯では、昆虫には最も良い標高です。ところが夜など20度をわり、肌寒いのです。おそらく季節のせいだと思います。ゴルフ場があって、チョウの来そうな花もありますが、チョウがほとんどいないのです。どうしたことなのかと思います。それでも夜に部屋の灯りにガがたくさん飛んできたので、やはり虫を見つけられなかったのかもしれません。クチンに来たのは2度目です。相当に期待したのですが、残念です。乾季の暑い季節に再度チャレンジして見たいと思っています。6月末にもう一度ここに来るつもりです。 
写真はマレーシア側から見たインドネシアのカリマンタンの山です。吹き上げで虫が集まりそうな場所なのですが・・・・

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