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海野和男のデジタル昆虫記

かっては、小諸でミヤマシジミのいた場所

かっては、小諸でミヤマシジミのいた場所
2018年08月01日

 生きもの写真リトルリーグの予選結果が発表になりました。
 ぼくのアトリエの近所のミヤマシジミがかって生息していた場所を訪ねてみた。このあたりからミヤマシジミが姿を消して久しい。4年前に4年ぶりに出会ったのが最後だ。今年は知人が別の場所で幼虫を見たというから楽しみにしているけれど、道路脇で、昨日は草刈りがされたばかりだった。
 食草のコマツナギは乾燥した日当たりの良いところにはえる。測光の横にはえたりもする。下の写真はそんな場所で、側溝のまわりだけを草刈りするようになった7年前に消えてしまった。
 上の写真は火入れをしている場所だが、やはり7年ばかり前に機械で草刈りを一度だけされた。それでおしまいとなったのである。それでも2014年に1匹だけ見ているから生き残っている可能性はある。今年のその場所の環境はかつてよりよいぐらいで、いつミヤマシジミが現れてもおかしくない。
 とはいっても、そこはわずか巾2m長さ20mぐらいの場所だ。飛んできてもらうには近くにいなければならない。このように局地的にいるチョウは、一度、消えてしまうと、呼び戻すのが難しい。
 2006年のミヤマシジミ

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