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海野和男のデジタル昆虫記

アカハネムシ Pseudopyrochroa sp.

アカハネムシ Pseudopyrochroa sp.
2018年06月09日

アカハネムシの仲間は初夏のの野原や林の縁にに多い甲虫だ。
 甲虫ではあるが、アカハネムシの体はホタルなどと同じように、大変柔らかい。
有毒のベニボタルに擬態しているといわれるが、アカハネムシにも毒があるのではないかと思う。ツチハンミョウなどが出すカンタリジンという毒成分がある。昔は毛生え薬などに使われたことが有り、皮膚につくとかぶれる。アカハネムシのオスはカンタリジンに誘引されると言う研究がある。オスがカンタリジンを摂食して体内に取り込み,メスと交尾をするときに,そのカンタリジンを渡すことがアメリカでの研究でわかっているのだとと言う。つまりアカハネムシは毒虫になりたかった甲虫であるかもしれない。.

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