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海野和男のデジタル昆虫記

E-M1 MK2 ファームウェアバージョン2.0 まとめ  Papilio arcturus

E-M1 MK2 ファームウェアバージョン2.0 まとめ  Papilio arcturus
2018年03月03日

2月28日に公開されたE-M1 MK2 ファームウェアバージョン2.0 は今までより大幅に飛翔など瞬間撮影能力が上がった。また12〜100での深度合成も可能になった。タイでその使い勝手を検証してみたので、まとめてみたい。写真はオオクジャクアゲハ  Papilio arcturus の飛翔シーン。12〜100での撮影

プロキャプチャーモードが大きく進化した。
全押し前画像記録枚数を最大35コマに増加(今までは14コマ)、また半押し中にプロキャプチャーモードで撮影している表示が出るようになった。
撮影者のタイムラグがあるため、今まで秒60コマでプロキャプチャーした場合、実際には2〜3枚撮れれば良い方だったので、秒30コマで撮影するのが現実的だったが、今回のファームアップで秒60コマで確実にチョウの飛翔シーンなどが押さえられるようになった。
プロキャプチャーモードがパナソニック製のレンズや、マウントアダプターを介して、フイルム時代のOMレンズ、ニコン、ライカなどのレンズでも使えるようになったのは大きな進化だ。GH5も使っているので、これは大変ありがたい。マニュアルフォーカスの昔の魚眼レンズなどで今後試したいと思った。

深度合成でM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROが使えるようになった。
これで、12-100mm F4.01本でマクロ撮影的な深度合成が可能になり、このレンズ1本でほとんどのシーンが撮れるようになった。

AFターゲットモードにスモールAFターゲットを追加(S-AF、C-AF)
E-M1時代にはあったスモールAFターゲットがE-M1 MK2では無くなってしまっていたのが復活。チョウの目に確実にピントを合わせたいときに便利になった。

ボディー内Fisheye補正が追加された
8mmfisheyeを使って、超広角レンズで撮影したような写真が撮れるようになった。ライブビューで確認しながら画角を調整して撮影ができる。7~14があまり寄れないレンズだったので、8mm魚眼で超広角接写のような写真が撮れるようになった。

パナソニック「LEICA DG ELMARIT 200/F2.8/POWER O.I.S.(H-ES200)」に対応
LEICA DG ELMARIT 200/F2.8を新ファームのE-M1 MK2で使ってみたが、まったく違和感なく使えた。プロキャプチャーモードも使い勝手は大変良かった。パナにもproキャプチャーに似た6kフォトがあるが、proキャプチャーモードの方が保存などの手間がかからず、使いやすかった。

関連タグ
チョウ
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Olympus E-M1 Mark Ⅱ
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