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海野和男のデジタル昆虫記

キバネツノトンボ Libelloides ramburi

キバネツノトンボ Libelloides ramburi
2017年05月24日

 キバネツノトンボは,トンボと間違えられることが多いウスバカゲロウなどが含まれるアミメカゲロウ目(脈翅目)の昆虫だ。全国的には生息地も限られ、絶滅が心配される地域もあるが,小諸を含む東信ではむしろ増えている昆虫だ。休耕地などの日当たりの良い草地が増えているからだろう。それでも農地改革などで、区画整理が行われれば,そこではいなくなってしまう。幼虫期間が長いので、すぐに増えたり,回復したりすることはない。
 毎年行っている山の中の草地へ行くと,区画整理で立ち入り禁止になっていた。そこはヤマキチョウの食草のクロツバラが多いところで、張られている航空写真を見たら,地形を変えるような大工事で、これでは,その場所の自然は無くなってしまったようだ
5月29日夜8時、NHKBSプレミアムワイルドライフ「アフリカ カメルーン 巨大なキバで戦う狩りバチに迫る!」再放送は6/5月曜朝8時。

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脈翅目(ウスバカゲロウ・ツノトンボなど)
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