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海野和男のデジタル昆虫記

4k対応虫の目レンズ

4k対応虫の目レンズ
2017年04月04日

 カメルーンでの取材に虫の目レンズを持って行った。

 光映社の4k対応虫の目レンズというのをお借りしていったのだ。
 来週4月10日20時NHKBSで放映のワイルドライフ「珍虫たちがワザを競う」は昨年12月から今年2月までの取材だったが、この虫の目レンズを随所で使用していた。そのプレビューを見て、ぼくが虫の目レンズにはまった10年ほど昔と比べ随分と画質が良く思えたので、無理を言って,カメルーンに持って行った。
 虫の目レンズを使う場合、どのような用途があるかと言えば,魚眼レンズ的な使い方、つまり背景を広く取り入れた映像を虫を驚かせずに撮影するというのが,かつての使用用途であったが、映像カメラマンはマクロではピントが浅くなる小さな昆虫の撮影に、ピントの深いマクロレンズな使い方をしていた。
 ぼくが使いたいのは魚眼レンズ的な使い方だが、ピントの浅すぎるマクロレンズのかわりに使うのがビデオでは王道のようにも思った。カメルーンではぼくも動画にそのような方法で何回か使って見た。写真は虫の目レンズでたくさんは撮らなかったが,テスト的に魚眼レンズ的にGH5に付けて使ってみた。マイクロフォーサーズでは、マクロエルマリット45mmを開放で使うのが基本設計のレンズで。虫の目レンズとしては明るく、シジミチョウの方はiso200、1/125、ハチの方はiso3200,1/2000が切れた。
 マクロレンズ的には光映社のHPに出ているソニーの民生用のビデオカメラに使うのが結果がとても良いように思った。実際カメラマンはその組み合わせで4kビデオを撮影することが多いようだ。ぼくはそのカメラは持っていないのでテストはできなかったので、もっぱらGH5に付けて使ってみた。

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