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海野和男のデジタル昆虫記

ポータブルハードディスクとSSD

ポータブルハードディスクとSSD
2017年02月27日

今はパリ行きの飛行機の中にいるはずだ。
 事務所にあるポータブルハードディスクはかなりの数になる。わりと最近のものを並べてみた。
一番数が多かったのはWD(ウエスタンディジタル)パスポートで3台あった(全てUSB。小諸にも2台おいてあるので,計5台(1台を除き2TB)。価格と性能のバランスが良かったので使っていた。(過去形であり、今はデータを持って行くときに時々使うぐらい)真ん中のはトランセンドの2GBで1昨年に購入し昨年夏まで使っていたものだ。このHDは価格のわりにスピードが速く、衝撃に強い構造である。全てUSB3.0で、古いものはファイアーワイアーだ。
 右がSSD。小さいのが約480GB,大きいのが1.92TB。高価である。けれどそのスピードはすさまじいものがある。しかしそのスピードは当初はとても速いと感じたUSB3.0 
2GBと比べて,読み込み、書き込み共に10倍以上の速度がある。
 ぼくの使っているカメラでフォーカスブラッケットやプリキャプチャーができるようになったのは嬉しかったけれど、問題はRAWとJPGで撮ると、あっという間に何十GBにもなってしまう。それを毎日携帯HDに移すのであるが、これが時間がかかる。特に、チームで行くドキュメントの取材になると、撮影から戻ってすぐに夕飯である。その間30分もないのが普通。その間にシャワーを浴びて,メモリーカードのデータを保存するのはHDでは無理だった。それが30GB撮影しても,3〜4分ぐらいでデータの保存ができるのであるハードディスクだと30分なんてことになる。時は金なりと言うことわざがあるが、価格差は5〜15倍もあるが、1ヶ月で時間を15時間も節約できるし、ハードディスクより壊れにくいから考えようによっては安いのである。
 この前の取材ではテレビチームは毎日メモリーに撮影したものを業務用のハードディスク2個に保存し、しかも4K映像をプレビューできるように変換するために、専門家を一人連れていったぐらいであった。
今回持って行くのは写真や映像を保存するために使う1.92TBのものと480GBのもの。480GBはパソコンの内蔵SSDが壊れたときに、Extreem510のSSDからシステムを起動して、デスクトップ環境をそのまま再現するために使うのとまだ余裕があるので、現地でざっと選んだ写真を2重にバックアップするために使う。

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