今年は、例年と比べ季節の進みが早い。5月に小諸でアサギマダラの産卵を見たのは初めてだと思う。23日から見られるようになった。29日には卵もいくつか見つかった。モミジイチゴの花にアサギマダラがやってきた。
4/10頃にはヒメギフチョウが多く発生していたようだ。ヒオドシチョウをのぞく越冬のタテハはとても少なく、寂しい限りであった。テングチョウすら例年より少なかった。ヒメシロチョウの春型も1匹見ただけだ。
今年5月は20日ぐらいも野外に出たのだが、全般にチョウもは少なかった。多いのはモンキチョウ、ベニシジミ、モンシロチョウ、ウスバシロチョウ、ツバメシジミぐらいだった。場所は限られるが、ヒメギフチョウやオオルリシジミはいつもとかわらなかったように思う。気になったのはサカハチチョウが極めて少なかったこと。スミナガシ、ミヤマチャバネセセリも見なかった。ミヤマセセリやコツバメ、スギタニルリシジミなどもいつもより少ない。小諸では両方とも普通に見られるチョウだと思っていたのだが。ミヤマカラスアゲハの春型も29日にレンゲツツジに来ていたメスを撮影したのみで、吸水ポイントでは皆無であった。乾燥しすぎの感もある。
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