うしやんがタイでははじめて見つけたカマキリ。
枯れ草に紛れれば,見つけ出すことは不可能に近い。とある工場の白壁にとまっていたそうで、現場に連れていってもらった。その通り何匹かとまっていた。学名はDidymocorypha lanceolata 英名は Indian horned mantis Tarachodidaeの小型のカマキリだ。その英名どおりインドやネパール、スリランカから記録されているが、とても見つけにくいカマキリだから,タイにも昔からいたのかもしれない。
乾燥に非常に強いカマキリであることがぼくのずぼらさからあきらかになった。目が悪いぼくには,カマがどこにあるのかもわからず、あとでちゃんと撮ろうとプラカップに入れ、そのまま忘れて1週間車の中に。死んでしまったかなと見たらカマキリは元気そのもの。餌をあげたらちゃんと捕らえた。
まるでバッタの子どものようで,とてもカマキリとは思えない。この日は壁についていたアシナガバチの巣を撮ろうとしたら、ものすごいスピードでハチがまっすぐ飛んできてまず指を刺された。しばらくしてから悔しいから今度は遠くからとろうと望遠でカメラを構えたら、またもやまっすぐハチが来て,まぶたを刺された。戦意喪失して,写真は撮れなかった。ベッコウバチに刺された時のような、ずきんとする痛みがあった。これはたいしたことないなと思った。幸いほとんど腫れずにすんだ。
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