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海野和男のデジタル昆虫記

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
2016年01月01日

小諸日記の読者の皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します

このところ暮れから正月をはさんで、マレーシアなどで撮影していることが多かったのですが、今年は東京で新年を迎えました。
 小諸日記も今年は17年目に入っています。この間、様々なことがありましたが、毎年暮れや正月の小諸日記を読み返してみたら、社会の変遷や、自分の気持ちの変遷が面白く思いました。
 2004年から2008年はデジタルカメラがどんどん良くなり、それに対する期待感がいっぱいでした。2009年からは社会と写真家みたいな話しも登場したりしてきます。これは2008年のリーマンショックの影響も大きいのかなと思いますが、デジタルカメラが良くなって、誰でもがよい写真を撮れるようになったことも大きいのかなと思います。
 このところは年末や正月は海外で撮影をしていることが多く、記事自体は面白くなくなっているように思いました。ぼく自身が歳をとってきたことも関係ありそうです。人間も生物で、だんだん老いていくということを実感しています。なんといっても、様々なことにチャレンジしていく精神が薄れているように思います。
 デジタル機器の進歩で、昔不可能だったような撮影が手軽にできるようになり、今、若かったらと思いますが、それは無理な話です。けれど今、まだ60前の方なら、新しいことにどんどんチャレンジされるのがよいと思います。
 さてぼくも今年は69才になるようです。体が動かなくなる前に、もっといろいろな場所に行ってみたいというのが本音です。けれど、思いついても、腰が重くなっているようにも思います。けれど今年は昨年以上には海外での撮影を増やしたいと思っています。
 日本で、今の所、今年の出版計画はありません。多分、本を出さないのは20年ぶりぐらいではないかなと思いますが、ひょっとしたら、昆虫写真がメインでない本を書くかもしれません。
 今年の出版は全てマレーシアです。3月までに出る本が2冊。1冊はキシタアゲハの一生の絵本。もう一冊は、マレーシアの昆虫の本で、フィールドガイド的なものです。ページ数は170ページぐらいで、すでに原稿も写真セレクトもラフデザインも終わってます。最近はインデザインという本を作るソフトを使って、本作りをしています。勿論、最終的には手直しをしてもらいますが、自分で手作りするのも楽しいです。毎年2〜3冊をマレーシアで制作していこうと思います。マレーシアで昆虫好きの子どもたちを育てたいのです。
 問題は英語で、今回は向こうで翻訳をして頂くことにしました。英語がもっとちゃんとできたら良かったと思います。英語は通じる場所が多いので、若い方は自分で書いたりしゃべったりできるようにしておいた方がよいと思います。
3月末のカメルーン撮影ツアーの説明会を1月16日(土)15時から東京三田の道祖神で行います。ご参加お待ちしております

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