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海野和男のデジタル昆虫記

E-M10 MarkIIのフォーカスブラケットによる深度合成

E-M10 MarkIIのフォーカスブラケットによる深度合成
2015年09月16日

昨日発表されたE-M1のファームアップによる深度合成、けれど公開は少し先のようだ。
 今すぐ試したい向きには実はE-M10 MarkIIがある。現在販売休止になっているが(アマゾンでは EZダブルズームキットはあるようだが)、実は発売日に入手したE-M10 MarkIIにもフォーカスブラケットが搭載されている。フォーカスブラケットで撮影し、フォトショップなどを使えば深度合成が可能なのである。カメラ内深度合成はできないが、ぼくの場合、元々フォーカスブラケットで多数の写真を撮って、精緻な深度合成写真を撮りたいので、カメラ内自動深度合成が無くても問題は無い。フォーカスブラケットで撮影しフォトショップで深度合成する方法は海野和男の昆虫撮影テクニック・増補改訂版に詳しい
実際に使ってみて、夢のような機能だと思う。深度合成による昆虫写真は世界でもかなりはやっている撮影方法であり、この機能で福音を得られる人はたいへんな数にのぼると思う。
以前から、それなりの苦労をして、生きた昆虫の深度合成にチャレンジしてきたぼくにとって見れば、誰でもができてしまう世界になったのかと、ちょっと寂しいけれど、以前より格段に容易く思った写真が撮れるのはやはり素晴らしいことである。写真はE-M10 MarkIIのフォーカスブラケットを使い深度合成したミヤマカミキリ、下は一部を拡大したもの。深度合成・フォーカスブラケット
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