GH4の新しいファームウエアーで4kフォトが撮れるというので興味を持った。ビデオから写真を後でで切り取 写真と動画の境目が曖昧になってきている。
GH4の新しいファームウエアーで4kフォトが撮れるというので興味を持った。ビデオから写真を後でで切り取るのかなと思ったら、4Kフォトモードで撮れば、その場で必要な写真をexif付きの写真として残せるのだった。
4kというのはおよそ800万画素であるから、少し前の一眼レフの画素数だ。秒30コマで撮影を続けるので、写真を選ぶのに時間がかかるのがいやだなと思った。それで、できるだけ短く記録することにした。そうするとNikon1V3の60コマ連写と同じ感覚で写真を撮れることがわかった。
連写と秒30コマのビデオは同じようなものである。ビデオから切り出すというと抵抗があるのだが、すでにカメラで60コマ連写があるのだから、この場合も30コマで長く撮り続けることができると考えれば、同じである。
考えて見れば、フイルム時代から同じようなことはあった。撮る時の撮影者のスタンスが違うのが一番重要。
実際にやってみると、ビデオを撮るつもりではなく、速いシャッタ速度で写真を撮るつもりで撮った方がうまくいく。勿論ビデオが主な作品の場合は別であるが、面白い写真を撮ろうと思えば連写のつもりで撮ればよいのだ。
聞くよりもやってみるのが早道である。食わず嫌いではだめで、何事もやってみなければわからないと思った。
今回は、ペナンでのほとんどの時間がスタジオワーク。1日に10枚撮るのがようやっとという卵の写真である。それで、少しだけチョウの飛んでいる園内で気晴らしの撮影をしたのだ。写真はIdeopsis vulgarisが飛び立つところの連続する4枚。1/30間隔で連写した写真だ。電子シャッターだから、V3同様に動態歪みはある。
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