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海野和男のデジタル昆虫記

メダマコノハギスの幼虫をFL-600Rで

メダマコノハギスの幼虫をFL-600Rで
2014年03月28日

 タイ、マレーシアの撮影から戻った。今回はタイはチョウの集団吸水、マレーシアではペナンバタフライファームの展示のために昆虫の鳴き声を高嶋君に録音してもらうのも大きな目的だった。どちらも大成功というわけにはいかなかったけれど、楽しい2週間を過ごすことができた。
 ペナンバタフライファームが大規模なリニューアルを控え、そのための打ち合わせやコンテンツの相談もしてきた。バタフライファームに出入りするようになって、すでに30年近く経つ。
 バタフライファームで、面白いキリギリスの仲間の幼虫が飼育されていた。はじめて見たが、メダマコノハギス(仮称)の幼虫であろうことはすぐに想像ができた。
メダマコノハギスはこの手のキリギリスとしては比較的発見が容易で何回も見たことがある。だいぶ前にE−330だと思うが成虫の白バック写真を撮影したことがあるのを思い出したので、今回の写真と並べてみた。
 白バック写真はダイレクトなストロボ照射は控えた方が良い。虫を小物撮影用の組み立て式BOXに虫を入れ、上からクリップオンストロボを光らせる。E330時代はRCモードはなかったから、スレーブで光る汎用ストロボを使用したが、今はオリンパスのカメラはRCモードに対応しているから、コードレスで、露出もオートで手軽に撮影ができる。
 上の写真はその方法で撮った幼虫。使ったストロボはFL-600Rである。EーM10に60mmマクロを使用し、絞りをF8か11にする。RCモードで使うストロボは細かく設定できるので、白バックの場合はだいたい+0.7か+1にして撮影してみる。背景の白が若干アンダーになるぐらいが、ハイライトが飛ばなくてよいと思う。
昆虫撮影術というムックがアストロアーツより発売されました。仲間4人で作った本です

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