サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

ニジュウヤホシテントウの飛翔

ニジュウヤホシテントウの飛翔
2014年03月02日

 ナス科植物にいたニジュウヤホシテントウが飛ぶ場面をカシオのEX-10で狙ってみた(トリミング)。カシオのEX-10はパスト連写と言って、飛んだ瞬間にシャッターを押せば飛び立ったところが撮れる。
 簡単だと思うかもしれないが、甲虫を撮るのは結構難しい。翅を激しく羽ばたくと、翅が折れ曲がったり、ひどい時は2枚のはずの後翅が4枚に写ったり、翅が一枚ちぎれて、違う場所に写っていたりする。羽ばたきの遅い蝶では、翅がゆがむぐらいで、写せる確率は高いが、甲虫やカメムシとなると、まず10回は狙わないと見られる写真は撮れない。これはいわゆるcmosのフォーカルプレーン歪みがひどく誇張されたものなのだろう。cmosの読み出しで、時間のずれが生じるためにこんなことが起こる。
 歪みが気にならない写真が1時間に1枚撮れれば上出来だ。

関連タグ
沖縄県
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。